災害発生時の情報伝達について

■災害発生時または、災害発生の恐れがあるときは、会員は次のように行動するよう

   お願いいたします。

 

1. 《ご自身・ご家族等の安全を確保してください。》 

 ご自身・ご家族等が被害に遭っているとき、または被害に遭いそうなときは

 無理して活動せずに、まず安全の確保に努めてください。

 

2. 《自治体から避難準備情報、避難勧告、避難指示等が発せられたとき》

 活動を中止して自主的に避難を開始するなど適切に行動してください。

 

3. 安全が確保され余裕があるとき

   以下のケースに応じ情報伝達にご協力をお願いいたします。

 3-1. 台風の接近や大雨、地震、津波等によって、災害の発生が予想されるとき

  ・臨時にロールコールを行うことがありますので、433.86MHz(FMモード)またはその前後

   の周波数をワッチしてください。可能であれば非常通信周波数もワッチしてください。

  ・ロールコールセンターは会長等運営委員のうち、いずれかが任意に行います。

  ・特別警報、警報が発せられている間は、一定の間隔でロールコールを行うことが

   ありますので、警報等が解除されるまではできるだけワッチしてください。

  ・ロールコールではご自宅およびご自宅周辺の状況をお知らせください。ただし

   洪水や津波による被害が予想されるときは、絶対に海岸や河川等に近づかなよう、

   お願いいたします。

  ・この時点で川崎市から防災行政無線を通して情報が伝達されたときは、ロールコールに

   より会員その他にお伝えします。

 

 3-2. 災害が発生したとき

  ・一般電話、携帯電話が利用できるときは、110(警察)、119(消防)などに通報して

   ください。

  ・一般電話、携帯電話が利用できないとき、または回線の輻輳などにより利用が困難な

   ときは、433.86MHz(FMモード)またはその前後の周波数で非会員を含む

   アマチュア無線局へ連絡し、最終的に川崎市防災行政無線の無線機を設置している局

   (以下、センター局)へ情報が到達するようにしてください。

   センター局は防災行政無線により、川崎市危機管理部から要請があったときは、

   収集した情報を伝えます。

   またアマチュア局各局は、伝達された情報を避難の是非、避難場所の選定等に活用して

   ください。ただし避難準備情報、避難勧告、避難指示等が発せられたときは

   自己判断せずに適切に行動してください。

  ・センター局は2025年5月現在、次の2局になります。

   宮前区 JK1PWT 

         中原区 7N2NMN

  ・地震などの災害によっては、センター局が外出中に発生することもありますので

   あらかじめご了承ください。

   その場合は、110/ 119が利用可能な局から通報するなど、参加局で対応方針を決めて

   ください。

 

アマチュア無線と防災行政無線の連携方法は、下図もご参照ください。

 

アマチュア無線と防災行政無線の連携方法
アマチュア無線と防災行政無線の連携方法

  

 

■災害発生時には、適切な行動を取ることが大切です。下記をご参照の上冷静な判断を

 お願いいたします。

 

1. 地震

 ・慌てて外に飛び出さない - 落下物や倒壊の危険があります。

 ・エレベーターを使用しない - 停電や故障で閉じ込められる可能性があります。

 ・裸足で歩かない - ガラス片や瓦礫で足を負傷する恐れがあります。

 ・ブレーカーを上げっぱなしにしない - 通電火災の原因になります。

 ・車で避難しない - 渋滞を引き起こし、緊急車両の妨げになります。

2. 台風・豪雨

 ・冠水した道路を車で走行しない - 車が動かなくなったり、流される危険があります。

 ・窓を開けない - 強風でガラスが割れたり、飛来物が入る恐れがあります。

 ・避難をためらわない - 「まだ大丈夫」と思っているうちに状況が悪化することがあります。

3. 津波

 ・海岸に近づかない - 津波は繰り返し襲ってくることがあり、第一波が最も大きいとは

  限りません。

 ・低い場所にとどまらない - 高台や避難ビルへ移動することが重要です。

4. 火災

 ・炎が天井まで達したら消火を試みない - すぐに避難し、「火事だ!」と周囲に知らせる。

 ・煙の中を立って歩かない - 低い姿勢で避難し、煙を吸わないようにする。